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旅の恥はかきすて? [voyage]

夏の旅行もよいけれど、これから気候のよい秋に出かけるのもよいですね。
そんな旅の移動手段は?
定番は電車か車。ひょっとして自転車?遠方なら飛行機。贅沢に船旅も憧れますね。

今や市外へ出るにも「どっこいしょ」っと、すっかり長旅とは無縁のemilie*ですが...
プラリネの買い付け旅行の時は、ちょっとそこまで行く感覚で「ひょい」とパリへ、
そしてパリを拠点にして列車か(すごく小型でガタガタゆれたりするような)飛行機で
近隣の国へ出かけたものです。
慣れてくると搭乗時刻ぎりぎりまで現地にいて、一度乗り遅れたことがあります。。
それはドイツのハイデルベルグからベルリンに向かう時、
すっかり(のちのハーブの世界にもつながる)ハイデルベルグに魅了されてしまい、
空港に着いた時にはフライト時刻の数分前くらいだったでしょうか?
係員につめよったものの、ヨーロッパでは時間にルーズなのは珍しくないのに、
こういう時はきっちりしてるんだ〜
せっかく格安チケットを手に入れていたのに払い戻しもできず、
その場で列車に切り換えチケットを買い求めました。
結局トータルで通常の航空チケット代分支払う羽目になり、
時間も余分にかかってしまいましたが...
列車の中で居合わせたドイツ人の旅行者とつたない会話を楽しんだり、
広大な車窓を眺めながらのゆったりした時間が持てました。
本来なら着いた当日から外出する予定だったので、疲れて後がもたなかったかも。。
「ゆっくり休め」ということだったのでしょうか...

旅の醍醐味はそんな”ハプニング”にあるのかも知れません。
渡仏前の私はそのようなことを楽しむ余裕など持ち合わせておらず、
あらかじめ計画を立てて1日目はどこどこへ行って、時間は正確に...
(それが今やすっかり”パリ時間”...約束の時間に遅れることもしばしば。。)
しかも一人で旅行するなんて考えられない!というタイプでした。
しかし一旦ひとりで旅立ってみると、自然と度胸がつくみたいです。
(一人で喫茶店デビューを果たした時のように?)
気がつけば...日本ではとても考えられないことを、いろいろやらかしていました。。

あれはフランス留学して約1ヶ月が経った頃のこと。
スタイリスト時代の仕事関係者がフランスへ来るという連絡をもらい、
パリ郊外のランブイエにある城での撮影に立ち会わせてもらうことになりました。
初めてSNCFという郊外列車に乗れるのがうれしくてピクニック気分でお出かけ♪
パリからおよそ30分程度で駅に到着したはよいが、バスの時刻が合わず、
タクシーで行く羽目に。。
貧乏学生にとってかなりお財布は痛かったけど道中のひまわり畑の光景には目を奪われました*
ところが曖昧な約束だったせいか、当人には会えずじまい。。
仕方なくお城周辺をうろうろ散策した後、帰ろうにも近くにバス停もタクシー乗り場もなく、
少し民家のある方へ歩いて行くと、petit garçon小さな男の子が...
バスかタクシー乗り場を尋ねようとすると、お母さんを呼んで来てくれて
「今から途中の町の郵便局まで行くから、そこまで乗せて行ってあげるわ」と言うのです!
"C'est gentil!"〜なんてやさしいの!
お言葉に甘えて車に乗せてもらい、お腹がとってもすいたから近くにカフェはないかと問うと、
「そのすぐそばにある」そうで、そこで分かれてカフェへ入りました。
中には店主のムッシュと看板犬と常連らしき若者が数人いました。
私はバゲットサンドイッチとアイスミルクを注文し、
それとなく彼らに近くにバス乗り場はないかと尋ねました。
すると、彼らから意外な提案が飛び出しました。
なんと(親指を突き出す)ジェスチャーを交えて「ヒッチハイクをすればいい」というのです!
「えーっ、そんなことできない〜!!」と返すと、
彼らのうちの一人が一緒に外へ出て、何台目かで車を止めて目的地の駅名を告げてくれました。
所謂バックパッカーの経験もないemilie*にとっては初体験の出来事で、
田舎の人のやさしさに触れた気がしました*Merci!

人は失敗を乗り越えて、強くたくましくなっていくものだとつくづく実感。
その後パリの友人と南仏を旅行した際、中途半端な地点で帰りの足に困ったことがあり、
すかさず「ヒッチハイクしよう!」と言い出したのは...紛れもなく私です。。

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