So-net無料ブログ作成
  • ブログをはじめる
  • ログイン
映画&音楽&本&アート ブログトップ
前の10件 | -

フジコ・ヘミングの時間 [映画&音楽&本&アート]

観ようかどうしようかと迷っていたところ...
ちょうど高島屋の「フランス展」も始まるタイミングで
『フジコ・ヘミングの時間』を観に行ってまいりました。

IMG_1534.JPG

彼女の存在はパリ在住時に向こうの情報誌のコンサート情報などで知り、
”耳が不自由な天才ピアニスト”ぐらいの知識でした。
その後日本のテレビ放映で紹介されたのをきっかけに、
60代後半から一躍有名になったとのこと...

映画は、裕福な家に生まれながらも波瀾万丈の人生を生きてきた
現在80代の彼女に密着取材したドキュメンタリー。
懐かしいパリの映像や世界各地で演奏するピアノの調べ、
少女時代の絵日記を織り交ぜながら綴っていく物語に、
私の魂はどんどん惹きつけられていきました。

オリジナリティ溢れるファッションや永遠に少女の心を持つ愛らしさなど、
いたるところに共感を覚えるとともに、
あの齢で今も毎日練習を欠かさず、世界中を飛び回っている姿を見て、
すっかり腰が重くなってしまい、向上心が停滞していた私は
「まだまだこれからだ。もう少し頑張ろう」と元気をもらいました*

いつか本物の”ラ・カンパネラ”を聴いてみたい♪




日日是好日 [映画&音楽&本&アート]

過去のブログでも書いたかも知れないが、夏になるとなぜか本を読みたくなる。
それは、涼を求めてふらりと入った本屋の店先に、この時期になると登場する
「読書感想文コーナー」のせいも多分にあるだろう。
そして、今回私を招いてくれたのがこれ、『日日是好日』であった。
サブタイトルに”「お茶が教えてくれた15のしあわせ」とあるのも惹かれた理由の一つ。
何を隠そう、若かりし頃数年間茶道を習い、一番上の免状まで持っている。

読み進めていくと「あるある」や「へえ〜」の連続で、気づいたら一気に読破していた。
私は筆者ほどの茶歴はなく、本文内のさまざまな”気づき”に至らないまま終えてしまったが...
久しぶりにお茶を点ててみたくなり、再び当時の先生にお手前を習いたい気分になった。
そして、どんな日であってもよい日だと感じられる素直な心を持っていたい⁂

IMG_1446.JPG
今秋映画も公開されるそうで、これまた見逃せない*


オンネリとアンネリのおうち [映画&音楽&本&アート]

ここのところ、ドキュメンタリーや邦画が続いていた映画鑑賞。。
ひさびさにファンタジックな北欧のフィンランドの児童文学作品を観ました*

IMG_1319.JPG

「オンネリとアンネリのおうち」は、二人の小さな女の子が夢のような素敵な家に住むお話。
インテリアや二人のふたごコーデ、庭の花々など映像のカラフルな可愛らしさはもちろん、
カナリアを飼ってることや魔法が出てくるあたりもemilie*好み♡
物語は起承転結があり、事件も起こるのだけど☆
無事解決してハッピーエンド⁂な結末はやっぱり幸せな気持ちになれる♪

サロン・ド・テ エミリーもきっと非日常を味わえるそんな場所...
ぜひわくわくしながら、ご予約日をお待ちください*

ドリス・ヴァン・ノッテン〜ファブリックと花を愛する男 [映画&音楽&本&アート]

自分の原点に戻ったという心境からなのか
今年最初の映画は”モード”から...

emilie*ご用達映画館、おなじみ名演小劇場で上映されている
「ドリス・ヴァン・ノッテン〜ファブリックと花を愛する男」を観に行ってきました。
一人でもよかったのですが、(彼女の方が先輩ではありますが)同じ服飾専門学校出身で
かつての”さくらアパートメント”のテナント同期でもあるデザイナーのNさんを誘って、
久々にファッション談義に花を咲かせました*

ストーリーはファッションデザイナー、ドリスのドキュメンタリーで
パリコレクションの舞台裏からアトリエでの創作活動、ベルギーの邸宅でのプライベートまで
華やかな映像で魅せてくれました。
”ドリス”といえば”生地の美しさ”を真っ先に思い浮かべますが、
そのサンプルを広げ、並べ、コーディネートする瞬間は、
ファッションを生業とするものにとっては”わくわくどきどき”の嘆息もの⁂

私生活では広大な庭で花を育て慈しむ姿があり、
自然の美を愛することもクリエーションの源になっているのだなあと実感。

emilie*が彼のコレクションを初めて見たのは'97春夏のパリコレで、
会場はかつて駅だった場所で、床は砂地。
椅子が向かい合わせで2列ずつずらっと、およそ200mくらいに渡って並べられ、
その長いランウエイを色鮮やかな衣装を纏ったモデルたちが歩いてくる情景は、
神聖かつ荘厳で目に焼き付き、甚く感動したのを憶えています。
(この様子は写真とともに「パリコレ奮闘記」として弊店でご覧いただくことができます。)

映画を観て、彼が公私ともに非常にストイックで、完璧主義者であることを知りました。
長年にわたりトップであり続けることの難しさ、
よきパートナーとめぐり逢えたことや運もあると思いますが、
やはり"好きなこと"を仕事にしているから、辛苦を乗り越えて続けられるのだろうなあ...

夢の大きさは違えど、希望を持って日々を生きていきたいものです*

IMG_0503.JPG
コートの下に自身のブランド服を身につけていたNさんと
ドリスを意識したコーディネートで臨んだemilie**


YARN〜人生を彩る糸 [映画&音楽&本&アート]

今年はトータルで7本の映画を映画館で観ました。
先日観た今年最後の映画は、”YARN〜人生を彩る糸”。

ちょうど屋根裏ギャラリーでフェルト&ウールのイベントを終えたばかりで、
最近毛糸の作品を創り始めたこともあり、私にとってタイムリーな映画でした。

内容は、世界各国に住む4組のアーティストが、彩り豊かな糸を通して
各々の人生を綴るクラフト・アート・ドキュメンタリー。
特にemilie*の琴線に触れたのは、アイスランドのティナ。
羊さんと戯れ、その毛を刈り取る手伝いをし、糸を紡ぎ、
日常生活に使えそうな編み物をし、
世界を旅しながらゲリラ的に街をニットで飾る*
カラフルだったり、白のレース編みだったり...
一人で行いながらも現地の人に助けられたりもする。

いろいろインスピレーションを掻き立てられ、
次の創作活動につなげられたらよいな⁂

IMG_0449.JPG


日常を作品に [映画&音楽&本&アート]

小春日和のとある日、清須市はるひ美術館を初めて訪れた。
公共交通機関を使って行くには少々不便な場所にあり、
行こうか行くまいか迷った末の決断。
駅からは「あしがるバス」という名の100円バスを利用。
運行本数は少ないが、運転手さんによると
お年寄りが多いため地域の”あし”として活用され、需要があるとか...
私の住む地域にもあるといいのになあと、ふと思う。

IMG_0348.JPG
美術館は五条川のほとりにあり、桜の名所だと聞いているので、
その時季には観光客も訪れるのであろうが、この日は人もまばら。
建物はこじんまりしているが新しく、小じゃれた造り。
その日の展示は二つあり、
一つは「日常を綴るー宮脇綾子展」
もう一つは「モンデンエミコの刺繍日記」。
どちらも主婦として子育てをしながら、独自のセンスで”手芸”作品を創っている。

「何かを作りたい」という意欲があれば、身の回りのものでできるのだ。

かつて私は「作ろうとするもの」のためにわざわざ素材を購入し、集めていた。
しかしながら今は...創作のために割ける時間が減ったということもあるが、
収集した素材を使い切れておらず、ecoな意味も含め「あるもので作る」ことを心掛けている。
それがアトリエ・ミルフォイユのコンセプトにも通じる。
中にはパリ在住時にやっとの思いで購入し、使うことさえ憚られるものもあるが、
生きている間にこれらの素材を使い切って創作活動を続けられたら、本望である*

Bonjour, Anne [映画&音楽&本&アート]

ある作家が「読書をすれば、いつでも日常を離れたところに旅ができる」と書いていましたが、
emilie*の場合は...なかなか旅ができないので、映画の中にそれを求めることがしばしば。。

フランス映画ではありませんが、邦題「ボンジュール、アン」を観ました。
原題は”PARIS CAN WAIT"パリは待っててくれるのです!
ストーリーは、夫が仕事人間で経済的に恵まれるも多忙で一緒に過ごす時間がなく、
娘も独立して人生の分岐点に立った主人公の女性が、あるトラブルから
夫の仕事仲間のフランス人男性とカンヌからパリへと車で旅する羽目になるお話で、
その珍道中を二人とともに旅する気分で、すっかりその世界に入り込みました。
翻訳されないフランス語の会話を聞き取るのも勉強に!

アメリカ映画なので、いかにも”あるある”フランス人を描き、
女性を喜ばせることにかけては天性のものなのか、ちょっとしたプレゼントも心憎い。
仏映画だとシニカルになりそうなユーモアも小気味よい感じで、
見終わった後はアンと同様に眼前が開けたかも⁂

Image713.jpg

マイビューティフルガーデン* [映画&音楽&本&アート]

その映画のちらしを手に取った瞬間から
「ああ、これのことだ!」とすぐに悟った。

あじさいの咲き始める頃みえた昔馴染みのお客さまから、
女のコと老人が登場する庭の話のイギリス映画を見たかと問われ、
その時はピンと来なかった。
でも絶対わたしが好みそうだと言う。
それは、この映画の上映会場でも言われた。
しかも初対面の方3人からそれぞれのシチュエーションで。

どうやら一般公開時期に見逃してしまったらしい。
偶然見つけたのは運命といえば大仰だろうか。
何かに導かれるように辿り着いた先は、西尾にあるISLAND SURFというお店の中。
海水浴場のすぐ目の前で、ふだん遠出をしない身にとってはちょっとした小旅行気分。

P1010915.jpg
上映時間まで1時間ほどあったので、その上のカフェOCEANで軽く腹ごしらえ。
ココナッツのワッフルと有機林檎ジュースをいただく。
人気のあるお店らしいので、ランチタイムは混み合っているのだろうが、
この日は贅沢にも一人貸し切り状態だった*

食べ終わるとほどよい時間で、お店の中にはミニシアターのコーナーができていた。
主催はsubaco lifedesign&Co.というお店の方がされているそう。
小さな空間だが一番前に陣取り、年の功?は背もたれ付きの椅子を使わせていただく。。
お隣さんと少しお話すると、なんと豊明からみえているとのこと!
しかもお互い共通する植物を植えているようで...
ピエール・ドゥ・ロンサール、オリーブ、レモン、ブルーベリー、ラズベリー...
しばし庭話で盛り上がる。

映画のプロローグや主人公を取り巻く環境は、どことなく仏映画の「アメリ」を思わせたが
もうちょっと庭の映像が見たかったかな。。
主人公の彼女は最初、植物嫌いで完全防備の黒装束で格闘していたが、
我が身に置き換えても、この季節は日除け&蚊避けのダブル対策で、
傍目には誰だかわからないような出で立ちで庭仕事に挑んでいる。
(そういう意味でも”予約日”はonとoffの切り換えが必須)
庭作りのバイブルとして持っていた本を老人は彼女に託しているが、
私にも大切にしている本がある。
以前読書会のワークショップで紹介した古本「庭づくりへの誘い」だ。
実に庭づくりはしばしば人生に置き換えられる。

そして...「えっ☆」と思わず息をのんでしまったのが、彼女の夢が絵本作家であること。
これはそろそろ、構想○年の絵本制作を進めなさいよと促されているようだ。。

夕方から開始したので、案の定帰る頃にはどっぷり日も暮れて...
懸念していた通り、初めての暗い夜道は方向音痴の格好の餌食☆
途中、灯りのともったお店で道を尋ねてしまった。。
(実を言うと行きも別の方に尋ねているのだ。みなさんgentilな方ばかり...merci!)

ともあれ、動ける時に動かないと後悔するからと、
最近は”フットワークを軽く”を心掛けているemilie*
いろいろな意味で実りある一日を授けてもらったことに感謝*

 [映画&音楽&本&アート]

久々の映画のお話。
emilie*ご用達のミニシアターの一つ、伏見ミリオン座で公開中の「光」を観ました。
「あん」に続いて永瀬正敏主演の河瀬直美監督の作品です。

視覚障碍者向けの音声ガイドの仕事がモチーフとなっており、
そういう職業やシステムがあるということも初めて知り、衝撃を受けました。

以前、フランス語学学校で翻訳クラスを受講していたことがあるのですが、
映画の台詞として限られた字数に翻訳するというのは、
語彙や表現方法に長けていないとかなり難しく、
それでいて面白くやり甲斐のある仕事だと思いました。

このディスクライバー(音声ガイド原稿制作者)の仕事では、
役者の台詞とかぶっては元も子もなく、
その間合いに情景描写を行うわけですから、
これも端的に一般にわかりやすく説明する必要があり、
簡単なようで難しそうです。

永瀬は徐々に視力を失っていくカメラマンの役で、
彼自身も写真を撮るので、カメラワークは手慣れたもの。
登場するカメラも、スタイリスト時代に仕事を共にしたカメラマン達がよく使って
見慣れていたもので、懐かしい記憶が甦りました。

劇中映画がところどころ流れるのですが、
かつてpralinéのお別れパーティーで披露した
”絵本を見ながら物語が同時進行していくプチミュージカル劇”に
観客が巻き込まれて現実と空想の世界をさまよう様を体感してもらったのと
似たような感覚を味わいました。

ストーリーは重くもあり、希望を感じられる部分もあり、人によってさまざま。。

見終わった後は...
その前に立ち寄ったお店で悩んだ買い物はどうでもよくなり(出費もせずに済み?)
人気の去った映画館のカフェで一人(開場前あんなに賑わっていたのに!?)
しばらくの間、購入したパンフレット(やっぱり買ってしまった☆)を見ながら
余韻に浸っていました。

こんなふうに心に響くものづくりができたら...
そして、感謝とともに日々を大事に送りたいとあらためて思いました*

Image704.jpg

こつこつ、ゆっくり。人生フルーツ* [映画&音楽&本&アート]

まもなくまた一つ年を重ねる私にとって
”こんなふうに年をとるなら、長生きするのも悪くないかも”と
思えるような映画に出会いました。

その「人生フルーツ」はドキュメンタリー映画で、春日井市在住の87歳と90歳になる
つばた夫妻の物語。
建築家の夫が建てた家の周囲を彩る緑の雑木林は、もともとそうであったかのように馴染み、
とても禿げ山だったとは思えない。
とにかく高齢にも関わらず二人が元気に働いているのは、生きていく基本の”衣食住”を
大切にしているからなのでしょう。
時短や便利なものばかりに頼らず、「自分でできることはこつこつやれば、時間はかかっても
その先に何か見えてくる」と信じて続けることの意味を教えてくれています。

若い頃の写真も登場するのですが、お二人ともお年を召されたお顔の方がいい感じに見えます。
”長く生きるほどいい顔になっていく”なんて素敵*
物語の後半で、夫が死を迎えるのですが、それも自然な流れの中でのこと。
一人になった妻の行方が気になりますが...彼女が一人でやってきたことも多分にあるので、
きっとこれまでと同じように続けるだけ。
あとは二人で共有していたことや思いの”穴”を新しい何かで埋めていくのかな。。

とりあえず...emilie*も小鳥の水浴場を作ろうかな♪

Image682.jpg
時々マイナーチェンジを繰り返す映画の広告ちらし。
アトリエのも変えてみました。
前の10件 | - 映画&音楽&本&アート ブログトップ