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五感を刺激すること [vivre ma vie]

最近の自身の関心事はと言えば...
”入院している父をどのようにして人間らしい本来の姿に戻せるか”であった。

今年に入ってから病院を2度転院し、その間施設に入所したり移動の多い生活は、
ただでさえ苦痛を伴う身障者1級の身にはつらいことだったと思う。
1年前はまだ自宅で歩行器で歩くことが可能だった父の身体機能は一気に衰え、
病院のベッドで寝ているだけの生活は、どんなに退屈極まりないことだろう。
父が「強かった」と自負していた囲碁や将棋をすることもままならず、
熟読していた新聞や本を勧めても読む気にならないし、テレビも見たくないと言う。

見舞いのたびに父の好物を持参して、それを食べさせてもらうのが
せめてもの愉しみだったろうが、誤嚥を防ぐため食物は限られ、
あるべき形状をとどめていないこともしばしばで、
「こんなの○○ではない」とこぼす始末。
そうか、料理は見た目や匂いでも味わうものなのだと改めて思う。

いつしか父からは笑顔が消えていき、いつも虚ろな表情をしている。
そこであまり気の利く方でない私なりに、一生懸命考えた。
もう一人の要介護者、父の姉である叔母と異なり、父はまだ耳がよい。
CDも持っていたが、自分で録音したカセットテープをたくさん所有していた。
その中から一番好きと思われる吉田拓郎のベストを選び、
この家"Maison Praliné"の元主、亡き叔母(母の姉)が社交ダンスのために愛用していた
カセットデッキを拝借し、病院へ母とともに赴いた。
母には「そんなの無理」と遮られたが、私には何となく確信めいたものがあった。

病室へ入ると、ちょっと重々しい古い型のデッキを設置し、父の耳元にイヤホンを当てた。
ほどなくして父は...
「涙が出てくる」とぽつりと言った。
”やった!成功だ☆感動してくれた♪”
私は心の中で叫び、母はティッシュで目をぬぐってやった。
「やっぱり拓郎はいいねえ。この歌が一番好き」と『旅の宿』に差しかかった頃、
看護師さんが入って来て、「私たちの青春時代だわ」と言われ、
そのままデッキを置いていってもよいと許諾してくれた。

ほんの些細な出来事だったが、何となく心がじんわりして、
自分よりも人の心を動かすことは難しく、それができた時はより嬉しくなるものだと
つくづく実感した*


東京日帰り旅 [vivre ma vie]

ぽかぽか陽気の春、ひさびさの東京へ行ってまいりました。

行きの新幹線の中、隣合わせた窓側席の老婦人が、
なんとなくこちらに視線を送っているのが感じられ、
ふと窓外を見れば...
なんとそこには、美しい富士山が現れたではありませんか⁂
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「きれいですねぇ*」
そこから少しずつ会話を始め
(昔から年配の女性に慕われる傾向のあるemilie*...危なっかしくて人目を引くのか)
京都からお越しの方で、毎年所用のために東京へ行かれるとか...
もう足腰が弱ってきたから、これが最後かなあとおっしゃる。
それでも今回ちょうど、emilie*も時々見ているEテレの「日曜美術館」で、
お好きな画家の展覧会があるのを知り、美術館の情報をメモに控えたけど
忘れてしまったそうで...
「それでは」と、彼女の覚えている情報を頼りに、
数十年使っている”マイ東京ガイドマップ”から何とか探し当てることができ、
お役に立てたようで、こちらも少し嬉しくなりました。
「えっ?スマートフォンなら簡単だって?」
そうかもね。。と後で気づく未だにアナログなのです。

今回はまず、取引先のサルビアさんの展示会場へ。
オフィスのある蔵前界隈は、以前来た時よりお店も増え活気を感じました。
そこで4月からのフェアの商品を買い付けることに*
お楽しみに♪
他の出店者の方々も各自、自信を持って商品をアピールされ、
やはり刺激を受けました。
別部屋では特設の喫茶コーナーも設けられ、
本職カメラマンの作る素朴で滋味のあるお菓子などいただき、ほっとひと息。
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それから、例の東京でお世話になってるMadameには会えず...
今回は、彼女と名迷コンビでJ.タチの映画に登場するHulot似のMonsieurと
青山界隈を巡りました。
お昼はworld breakfast all dayという世界の朝ごはんを提供するお店で
ポーランドの朝ごはん♪
ラツーシュキというりんこの入ったパンケーキや
ドライフルーツなどを煮出したコンポートというホットドリンク、おいしかった*
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あとは毎回訪れるたびにインスピレーションや元気をもらうショップを廻り、
そのたびにMonsieurやお店の方の蘊蓄に耳を傾け、しばし非日常の世界...
最後にSNSによって得た情報から"行ってみたかったショップ"などを訪れたのですが...
これが期待はずれでがっかり。。
やはり、これだけ多くの情報が飛び交う昨今、人によって見方、感じ方は異なるので
”実際に自分の足と目で確かめるべし”という教訓を得た今回の旅でした⁂


Au revoir*2017 [vivre ma vie]

今年もあっという間に一年が過ぎようとしています。
みなさまはどんな年を過ごされましたか?

emilie*は、公私ともに次のステップへの変革の年でした。

サロン・ド・テ エミリーとしては...
1.地方のミニコミ誌に初めて広告を掲載しました。
 これまで雑誌など取材を受けることはあったものの、
 こちらから能動的にアクションを起こしたのは小さな一歩。

2.蒲郡を出て、地元に近い豊橋のイベントに出店しました。
 豊橋駅前の「いちにち骨董マルシェ」、水上ビルの「雨の日商店街」など。
 参加したことにより、豊橋・豊川方面のお客さまや
 蒲郡市内で弊店をご存知なかったお客さまに
 ご来店していただけるようになりました。

3.ショップカードをリニューアルしました。
 これまでのはがきサイズ二つ折りから、
 親交のある他店さまにも設置していただきやすいよう名刺サイズに。
 どんなお店かわかりやすくハーブのイラストを前面に描き、
 お客さまにも気軽に手にとっていただけるように配慮しました。

4.インスタグラムを始めました。
 スマートフォンに替えたのは、これを開始しようと決心したことも理由の一つ。
 まだまだ少しずつですが...始めてみて日本国内のみならず、海外の人々など、
 より多くの人に存在を知ってもらえ、共感していただけることがわかりました。

すべては、ここ蒲郡のサロン・ド・テ エミリーに足を運んでいただくこと、
そして訪れたら「また行きたい」と思っていただけるようなお店にしたいのが目標です。

開店当初は運営していくことが精一杯で、次第に慣れてくるとその状況に甘んじたり、
自身の体調不良、身内の病などで店のことが疎かになってきていたことに気づき、
まずはあれこれ、できることからチャレンジしてみました。

庭の植物を育てるように、今年蒔いた種が、来年、再来年と少しずつ
花を咲かせることができれば幸いです*

こだわりをなくすと... [vivre ma vie]

うだるような今夏の暑さに耐えきれず...
髪を切りました。
ひさびさに○△年ぶりかの、ばっさりショートカットです。

しかも、初めて入った美容院でいきなり☆
担当された美容師さんにも「チャレンジャーですね」と言われました。
だって、シャンプー&カット&ブロー込みで、なんと...¥1,080!?
多少の不安はあったものの、もう、たとえ失敗しても”行くしかない”と思って(笑)
でも、シャンプーは初のオート体験(機械式)で心地よく、
カットも丁寧でスタイリング剤でセットまでしてくれました♪
ただし...emilie*は平日の朝一だったせいか待つこともなくスムーズでしたが、
土日は開店前から行列ができることもあり、
待ち時間は店内で待たねばならず、スタイリストの指名とかもできないそうです。
(そういえば、女性の美容師さんにカットしてもらったのも何年ぶりでしょう!)

かれこれ数十年通っている行きつけの美容院は市外にあり、
”行きたい”と思ってもすぐには行けず、価格も一般流通料金です。
確かに自分の髪質や嗜好を熟知しているスタイリストに任せておけば安心ですが、
たまには冒険してみるのも”あり”かと思って....
何となくインスピレーションに委ねてみたのです。

パリにいた頃、日本人の留学生の友人の中には、デザイナーやスタイリスト、モデル、
カメラマンなどファッション関係に携わる人が多く、ヘアメイクさんとも知り合い、
彼らのほとんどは、それほど豊かな暮らしをしているわけではないので、
最初は自分のアパルトマンに来てもらって出張カットを依頼し、
お礼に手作り料理をふるまうというのが一般的でした。
それでもせっかくパリにいるのだからと、現地のサロンにも行ってみたくなり、
カラーを入れたいのも手伝い、下町のサロンを訪れました。
おそらくサンジェルマン地区やオペラ界隈などにある
日本でも著名な高級サロンへ行ったら違ったのでしょうが...
当時の貧乏暮らしの私にも賄える程度のお店(内装はお洒落でしたが)だったせいか、
シャンプーの際、やたらと耳に水が入るのには閉口し、
カラーも「ボルドー」にしたつもりが、黒髪を脱色してから入れたため
ショッキングピンクのようになってしまい、、、
まだ”メッシュ”でよかったと胸をなでおろす始末。。
ヘアスタイルはフランス語が通じないとまずいと思い、
持ち歩いていたノートにイラストを描いて説明すると、
スタイリストの彼もペンを執ってそこに書き加え、さらに提案してくれました。
今となってはそれも笑い話となる”いい思い出”⁂

ことろで、現在の心境は...
頭が軽くなって、シャンプーがとっても楽ちんです♪

歌舞伎デビュー [vivre ma vie]

とある日、年配の顧客さまから蒲郡で歌舞伎が披露されることを伺った。
その数日後、近所でひとり暮らしをしている要介護の叔母の家に
偶々歌舞伎のちらしが貼られているのを見て初めて
昔は好んでよく観に行っていたことを知った。
これも何かの縁かなと思い、シルバーカーを引かなければ歩くのがしんどくなったのを承知で
誘ってみると、顔がほころび嬉々とした表情になった。

彼女には認知症の症状があり、5秒前のことすら忘れてしまうこともしばしばだが...
かなり昔の記憶はしっかりしており、お祭りが大好きでやたらと詳しかったりする。
私はと言えば...パリにいた頃、ここぞとばかりに本場のオペラを2度ほど鑑賞したものの
これまであまり日本の古典芸能などには関心がなかった。
しかし最近は齢を重ねたせいか(?)少しずつ興味を覚えるようになり、
もちろん歌舞伎は初めてだ。
たまには立場を逆転して教わるのも悪くない。

当日、会場には年配女性を中心に多くの人だかりが出来ていた。
着物姿の人も結構いて、こんな時にはやはりこのあたりの人でもお洒落をするんだなと感心。
車を駐車場に留めて、叔母を待たせている場所へ戻り、
手を引きながら少しずつ歩を進めると、母親になったような気分。

席はトイレの近い彼女を気遣い、なるべく出入りしやすい場所を取った。
普段はどのくらいの席で観ていたのだろうか「あまり前じゃないよ。」と言うと、
「いい席だね。このくらいがちょうどいいよ。」の応えにほっとした。
開始まで時間があったので、売店で隈取りの手ぬぐいを衝動買いしてしまった。
(実はこれが後から大変役に立ち、会場内の空調が効き過ぎて
冷え切った身体を覆って凌いだ。)
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そうこうしているうちに舞台は上がった。
演目は「妹背山婦女庭訓」「襲名披露の口上」「太刀盗人」。
ガイドもレンタルしてなかったので、最初はあまりよくわからなっかったが、
次第に舞台の華やかさ、面白さが伝わってきた。
幕間があるというので、お弁当も注文した。
歯のまったくない叔母の食べられそうなものを選んで差し出し、
二人で分け合って食べるのも初めてのことだった。
耳が遠いため上演中に話しかけてくる声が大きくて、周囲の迷惑にならないかと
冷や冷やしたが、それは私が寒そうにしているのを気遣っての行為だったので、
有り難く受け取った。

夕方から始まり、幕間も入れると結構長時間にわたったので心配したが、
満足そうな様子に安堵した。
帰りの駐車場は混み合い、人混みに紛れて大声で呼んでも気づかない叔母を
親切な見知らぬ若い女性が私の車まで連れてきてくれた。
(こんな時、ああ、私も他人に自然にこういうことができるようになりたいと思う。)
そこには、かつて一人ですたすたと前を歩き、自由を謳歌していた彼女の面影はなく
頼りなげな子どものような老女がいるだけだった。

神さまは人が成長する時、その人が耐えられるだけの試練を与えるという。
私はこれからもっと自分より人のことを考えなくてはならない立場になっていくのだろう。

とりあえず、叔母のおかげで歌舞伎デビューができたことにまずは感謝*

オープンガーデン* [vivre ma vie]

少し前、ターシャの映画を観て庭モードが高まっていた折、
豊橋で英国のように「オープンガーデン」が行われていることを知りました。

教えてくれたのは、多肉植物で素敵なミニ寄せ植えを行うTさん。
パンフレットをくださり、おすすめのお庭をチェックしていただいたので、
五月晴れの気持ちのよい日、思いきって車で遠出と決め込みました。

目指したお宅はいずれも豊橋の郊外にあり、
ふだんは駅周辺くらいしか行ったことがないため、
「遠い〜」「豊橋って広〜い」とつぶやきながら
ひたすら田舎道を走りました。

最初に訪れたのは、鈴木さんという男性が手がけているイングリッシュガーデンのようなお庭*
アプローチからよい香りがします。後で尋ねるとスイカカズラとか...
ジギタリスやオルレアなどの花々がちょうど見頃を迎えていてとても綺麗⁂
庭はコーナーごとに異なった雰囲気を醸し出し、小屋などの小物使いも絶妙でした。
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日や時間帯によっては大勢の方が訪れるようですが、
emilie*がお邪魔した時はラッキーなことに一人で、お茶をごちそうになり
写真を見せていただいたり、普段はなかなかできない庭話に思わずテンションが上がり
いろいろお話をうかがうことができました♫

次に目指したのは、そこから地図上では5〜10分で行けそうなお宅。
しかしながら...ナビもスマホもないemilie*車では発見するのは非常に困難で。。
途中までご主人に迎えに来ていただく羽目に。。すみません、、

その渡辺さんのお庭は...女性の憧れ”ローズガーデン”*
先ほどの方が奥さまでなくご主人が一人でガーデニングなさっているのと対照的に、
奥さまが休日を返上してガーデニングに勤しんでいらっしゃるとのこと。
雑誌にも掲載されている有名なお庭のようでした。
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さまざまな60種類ほどの薔薇に囲まれてうっとり⁂
chez emilie*のピエールちゃんもいました♡
やはりタイミングよくemilie*ほぼ一人占め状態で...
愛犬のうめちゃんや木工インテリア担当のご主人ともお話。
近所や遠方からも”庭友”がたくさんみえるようでうらやましい!
emilie*も加わりたいけど、なかなか通うのは難しい。。
でも、いつか本物のイングリッシュガーデンを訪れたい*
(パリにいた頃は興味の対象がファッションだったから、
イギリスといえばロンドンしか行ってなくてもったいなかった。。
しかし、ガーデナーさんによると、庭に関心を寄せるようになるのは
やっぱりイギリスでも年齢を重ねてからとのこと)

今回訪れたお宅はいずれもガーデニング歴20年以上のベテランで、
隣接する建物のない拓けた土地の中に建てられた家の前に広々とした庭があり、
植物たちものびのびと育っているようでした。

そう考えると...このちいさな秘密の中庭の中に、
大した知識もなく”大きく育ってしまう木”をたくさん植えてしまい、
植物たちはみんな困ってるんだろうなあと反省。。

ガーデナーさん、今度は是非サロンへいらして、emilie*の庭をアドバイスしてくださいね*
そうして素敵なお庭になった暁には...
サロン・ド・テ エミリーも5〜6月は”オープンガーデン”にしようかしら♪


*ちょうど主催の方が撮影にみえており、emilie*が身分?を明かすと
パンフレットをたくさん下さいました。オープンガーデンは6月頃までみられると
思いますので、興味のある方はよかったらご予約の上ご来店くださいね。
ハーブティーを飲みながら、庭話いたしましょう*

Félicitations!〜続・Je suis japonaise! [vivre ma vie]

いや〜 昨日はひさびさに興奮してしまいました☆

え、何の話かって?

もちろん...お相撲です!

そう、相変わらず野球でもサッカーでもラグビーでもなく...
相撲をTV観戦しています。

もう、誰もがあの身体の容体では無理だろうと思いながらも、
奇跡を信じて見守る中...
稀勢の里は見事に優勝してその勇姿を魅せつけてくれました。
おそらく”気”の力も多分にあったと思います。
ほぼ完全awayの照ノ富士は、押し寄せる大和魂の熱気に押されてしまい、
何か見えざる力が働いたのではなかろうか...
と俄解説者emilie*は分析しました。
ただ一つ残念だったのは、放送時間が押していて
エンディングに流す大相撲の今場所のプロモーションビデオ(?)
みたいなのが見られなかったことですね...
(そのビデオを見るのが結構毎回楽しみだったりして♪)

一緒に見ていた寝たきりの父も声を張り上げて応援し、
優勝した瞬間は拍手喝采***
まさかここへ来て、父娘共通の関心事ができるとは夢にも思わず...
彼が臥していなかったらあり得ないことで、
身にふりかかるよくないことも、考えようによっては
”ちょっといいこと”の予兆だったりするのかも。。
何事もあきらめないで続けること。
きっと、春はすぐそこまで来ています⁂
Mérci et félicitations!

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サロンの玄関も春色満開でみなさまをお待ちしています*
(ちなみに横綱marronは昨秋誕生日を目前に永眠し、家族の心の中にいつまでも⁂)

パリからの便り [vivre ma vie]

毎年、年末から年始にかけてパリから届くお楽しみ*
それは...
フランス在住中に知り合って以来のつきあいで現在もパリ在住のデザイナー、
Hirolynのチョイスによるquo vadisのスケジュール帳♪
その表紙の色で、その1年の“カラー”が決まるような気がして、
いつもドキドキわくわく⁂
在仏時からずっと愛用しているメーカーのもので、
中味は、日本の祝日はわかりませんが...
フランスのメトロや地図など情報が満載で、
なかなか渡仏できない私にとっては、
これを持ってるだけでパリを思い出す貴重なアイテムなのです。
そうそう、名前の誕生日もあって、例えばEmilieは9月19日*
この日にカマンベールおじさんからお祝いの電話が入り、
surpriseを受けたことも!

そして、そのカマンベールおじさんことダニエルからのクリスマスカード*
pralinéでカマンベール置時計を扱うようになって以来なので、
かれこれ10年以上にもなるのですね。。
emilie*には読解困難なフランス人独特のアルファベでびっしり書き込まれたお手紙には、
必ずどこかに、彼オリジナルのアイデアが盛り込まれています。

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今年は鮮やかなフクシャピンクの手帳*
ターシャのクリアカードを栞代わりにはさんで使おうっと!
ダニエルからは春を待つ2羽の小鳥のカードが...
素敵な年になりそう⁂merci♡(2017.1)


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この年は身内のケアに奔走することが続き、疲労がたまったせいか
かなりダメージを受けていたところ、某日ポストを開けると...
テロの影響からかなかなか届かなかった毎年楽しみにしているパリからの手帳が*
目の覚めるようなヴィヴィッドな”赤”が、
来年の明るい展望を示唆してくれるよう...(とポジティヴに解釈)
人には、よいこととそうでないことが同じように起こるとか。
どう捉えるかはその人次第。
いつもにこにこ幸せそうな人も、何か抱えて生きているのかも知れないなあ。。(2015.12)


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この年はemilie*カラーのボルドーの手帳*
カードはブルーを基調にした夜の家のイラストに、サロン・ド・テ エミリーの看板が...
中を開くとミモザの押し花が入っていました。
フランスではもう咲いているのかしら...(2013.1)

雪の日の朝に [vivre ma vie]

初雪は想像以上に大雪をもたらし、温暖なこの地方でも積雪が見られました。
こんな日の早朝に車を始動するのは初めてで...
扉が凍ってなかなか開けられなかったり、
信号停止するのに予想以上に凍結した路面の上を滑って進んでしまったり、
発車しようと試みると動くのに時間がかかったりなど四苦八苦でした。。

それでも真っ白な雪が降り積もった様子は、
何もかもをリセットしてクリアな状態にしてくれたようにも感じられ、
今日である一つの事を終えた私にとっては、
凛とした冷たい空気の中にも、大らかな包容力で
「さあ、これからだよ。」と背中を押して、次に進む勇気をもらいました。

小寒の次は大寒が控えています。
寒さに負けず、ゆっくり少しずつ歩を進めたいですね*

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サロンの前に雪だるま作りました⁂
ヴィオラの目にカタバミの口、ナンテンの手、ラベンダーとゼラニウムのボタンをつけて
水仙の髪飾りをつけたプリンセスemilie*です*

「べっぴんさん」を見ながら... [vivre ma vie]

現在放送中のNHKの朝の連ドラは、ちょうどEmilie*の6周年記念イベントでも行った
”刺繍”がキーワードになっている縁から気になり、ついつい見入ってしまいます。。
とりわけお嬢さま育ちの主人公が商売を始めるくだりは、pralinéを始める頃や、それ以前の
オリジナルブランドMille-feuilleを立ち上げた頃の自分に重なり、懐かしい思いです。

軌道に乗り始めていたスタイリストの仕事を中断して単身フランスへ渡り、
それに変わる”何か”を探し求めた先にあったもの...
それは”ものづくり”というお仕事でした。

日本ではまだ無名のクリエーターが一人で、作品を携えて目指す店に営業したところで
門前払いが珍しくなかった頃、パリのboutiqueは寛大でした。
作品自体が店のコンセプトやテイストに合い、オーナーが気に入ってくれさえすれば
「委託」という形で置かせてもらえました。
デビューは住んでいた14区の隣、15区にあったアーティスト雑貨のセレクトショップでした。
ビーズでこしらえたグラスコードと、友人に借りたミシンで作ったベロア&ゴブランの
ストールだったと記憶しています。(当時の写真は店内のファイルに収められています。)
今思えば、まだまだ素人まがいの作品でしたが...
売れたと聞いた時はすごく嬉しくて、パリジェンヌに感性を認められたという自信にも
つながりました。

帰国後、名古屋で初めて開いた個展で多くの人に作品を見てもらい、直接会話をして
作品の思いを伝えて購入していただいたり、感想をうかがったりすることに喜びを覚え、
ぼんやりとではありますが、何となくこういう方向に進んで行きたいという目標が
見えてきました。

最初は、以前の仕事つながりで馴染みの愛知県内の店舗に置かせてもらっていましたが、
やはり”昔のよしみ”や”馴れ合い”で店主は取り扱ってくれているに過ぎないかも...と、
実力を試したくて、東京や大阪、京都へと最も苦手な営業に出かけました。
幸運にも各々何店舗かで委託販売を始めることができ、
お店のテイストや客層と合わなくて売れないものもありましたが、
雑誌に掲載していただいたり、すぐに売れてリピート発注のかかる商品もありました。
大手のセレクトショップからは初めて、その取引先だけのための仕様で制作する
”別注品(=たぶん「べっぴん」のこと?)”を請け負ったこともありました。

ものづくりを仕事にできることは有り難く嬉しいことですが、
そのうち、何か足りないことに気づき始めました。
そう、買っていただく”お客さまとの直接のふれあい”です。
そして品だけでなく”空間”全体を自分のイメージで表現できるような
居場所が欲しくなったのです。
アンテナを張っていると、運命は向こうからやって来るものです。
名古屋・栄にある古い旅館をリノベーションして、新進クリエーターのために店舗として
開放するという話が舞い込み、それに便乗させてもらうことができました。
発起人は、以前服飾専門学校で非常勤講師をしていた頃に知り合った同じ講師仲間でした。
不得手な講師の仕事も続けてみるものです。

「べっぴんさん」の主人公は事業を営む父親を持っていますが、
私は所謂”商売”とは無縁の家系で、どちらかと言えば先祖や親類は”職人”気質。
”手作りのアトリエショップ”とはいえ、見様見真似の手探り状態で始めました。
立ち上げの頃は、服飾専門学校時代の友人に手伝ってもらいながら、
買い付け旅行にも行きました。
5月のオープン直前はヨーロッパは間に合わず、元仏領下にあり”プチパリ”とも言われ、
物価も安いということで初めてのアジア、ベトナムへ二人で行ったのですが、
あいにく体調を崩し、今ひとつ肌に(水が...)合いませんでした。。
反して、秋のフランス中心の一人旅では水を得た魚のように活動的に回ることができ、
プルミエールクラスなどの大きな展示会でも、つたない仏語ながら何とか初めての商談取引が
成立した時は、ほっとした安堵と同時にどっと疲れが押し寄せてきました...。
それでも、蚤の市などでの買い付けは楽しくて、
素人同然なのでお客目線で自分が欲しいと思うもの=商品となり...
店頭に並べてからも愛着がわいてしまって「売りたくない」気持ちが強く、
これじゃあ”商売人”になれないな...とつくづく実感しました。。

ドラマではこの先「四つ葉のクローバー」がどのように展開していくのかわかりませんが、
私は4人でやることの難しさの方を感じてしまうので、
やはり一人が性に合ってるのかも知れません。
考え方は十人十色。
人の心に響くものづくりを*


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そんな折、初めて名古屋の円頓寺・秋のパリ祭に行って来ました♪
呉服屋さんのウインドウも、この日のために作られた着物や帯が飾られていました。
この心意気、見習いたいですね*


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